OUT #553 西炯子「三番町萩原屋の美人」1-6巻

西炯子は大好きな漫画家だ。西炯子との出会いはこの三番町萩原屋の美人だったと思う。絵の美しさはもちろん、ストーリーやギャグにややアングラの馨りを感じられたのも私の趣味に合った(島田が好きだった)。奥付を見ると1巻の発売は1993年、6巻の発売は1996年で、今にして思うとなかなかハイペースな出版だ。半年に1回くらい新刊が出ていた事になる。
この本で西炯子を知り、遡って「水が氷になる時」や「天使にならなきゃ」などを読んで本格的にハマった。その後は「STAY」シリーズや「娚の一生」は感情移入して泣きながら読んだ。「姉の結婚」までは新刊が出るたびに買っていたが、「恋と軍艦」で仕事とプライベートの忙しさに負けて途中から読まなくなってしまった。
三番町萩原屋の美人は途中で買うのをやめたしまったが、最後まで漫画喫茶で読んだ記憶はある。が、ストーリーを今思い出すことはできない。気になるので、久しぶりに漫画喫茶か電子書籍で読んでみようかな、と思った。
名作だけに、本を手放しても再び読む手段はあるため、この本は処分することした。