365日のIN/OUT

アラフィフの女が毎日モノを捨てる日記。2年目

Day323: 雑誌「Number 817 欧州に生きる。」

OUT ♯323 雑誌「Number 817 欧州に生きる。」

内田篤人は、なぜ逆境に強いのか」という見出しが目立つ。内田篤人という選手は渡独後はシャルケ一筋だ。他の欧州組は複数回移籍している選手が多いので結構異色といえる。冷静に自分のスキル・キャリアを考えシャルケに残ることを選び続けてきたのだろう。鹿島時代の内田選手に対して当初私はさほど良い印象は持っていなかった。イケメンとしてもてはやされすぎていて、ちょっと穿った目で彼を見てしまっていたのだ。が、その後彼のプレーを見続ける中、賢さを土台にしつつ、勝利のために今どう戦えばよいかを選び行動するリアリストぶりに非常に高い信頼を持つようになった。引退後もシャルケのアンバサダーを務め、日本代表のロールモデルコーチにも就任しているのは、彼が現役時代、サッカー選手として欧州を生き抜くために考え続けてきたからだと思う。考え抜かれた思考は説得力があり再現性がある。それは多くの人に評価される彼の価値だ。