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アラフィフの女が毎日モノを捨てる日記。2年目

Day298: 雑誌「Number ナンバー 862号」

OUT ♯298 雑誌「Number ナンバー 862号」

内田篤人本田圭佑に問う。日本代表の理想と現実」2014年のワールドカップが終わって間も無くに発行された号だ。

ワールドカップ前は本田圭佑が持ち前のビッグマウスで優勝を目標に掲げ、何故か日本中が「もしかしたら行けるかも⁉︎ 優勝は無理でもいいとこまで行けるかも⁉︎」と踊らされてしまったが、結局グループリーグを突破できず早々に日本の戦いは終わってしまった。

そんなふうに本田・長友がイケイケムードを盛り上げていた中、内田篤人は地味に日本の球際の弱さやディフェンスの重要性をインタビューで語っていて「この人は現実的だな」と感じていた。

が、いざワールドカップが始まると、一番世界を相手に仕事できていたのが右サイドの内田だった様に思う。ディフェンスでは何度も抜けられそうな危ないシーンを止めたし、攻撃でもメッチャいいクロスを上げていた。何だかんだ一番身体を張り最後まで試合を諦めなかったのが内田だったように思う。確かこの時期、内田は脚の不調も抱えていたはずだ。そんな様子を私は当時涙を流しながらテレビで観戦していた。私の中では日本代表MVPは内田だった。

内田は引退後、U-19日本代表のロールモデルコーチを務めているらしい。シャルケで長くプレイしクレバーな内田はきっと若手選手に良い影響を与えているだろう。