365日のIN/OUT

アラフィフの女が毎日モノを捨てる日記。2年目

Day321: 雑誌「Number 846 浅田真央 ラストダンス」

OUT ♯321 雑誌「Number 846 浅田真央 ラストダンス」

2014年ソチオリンピック時のNumber だ。浅田真央選手は大好きなフィギュアスケーターで本当にスキルフルな選手だと思っている。当時ロシアの若手選手が台頭してきていたが、彼女らはジャンプは跳ぶし減点要素が少ないので点数は高いが正直退屈な演技だった。それに対し浅田選手は技だけでなく場を掌握するスター性・芸術性が本当に高かった。演技の間は彼女に目が釘付けになり4分間があっという間に感じた。「これが芸術性というんだな」と素人でも分かる。それだけにオリンピックでの金メダルへの縁の無さは神を呪う。ソチオリンピックのショートPGは「えっ!?」と驚愕し涙した。彼女のここまでの努力がこんな形で終わってしまうなんて、と悔しく思った。翌日のフリーPGはドキドキしながらテレビで観た。気合の入った鬼気迫る演技で8トリプルを決めた。前日の事故のようなショートPGから一晩でここまで気持ちを立て直した精神力に感動した。思ったより点数が伸びなかったのはなんで!?と思ったが、結局滑走順が早かったのが影響してしまったのだろう。浅田真央選手はオリンピックの金メダルにこそ恵まれなかったが、日本の女子フィギュアスケート史上、かなり長く活躍し愛され、多くの人の記憶に残っている選手だと思う。私は今でも大好きな選手だ。