365日のIN/OUT

アラフィフの女が毎日モノを捨てる日記。2年目

Day399: CD「Grandeur (CD+DVD)(初回盤A)」Snow Man

OUT ♯399 CD「Grandeur (CD+DVD)(初回盤A)」Snow Man

Snow Manファンの友人から布教として渡されたCDだ(リリース時たくさん積んだのだろう…)。当時キスマイ推しの私だったが、曲がキスマイより好みな感じでうらやましいなぁと思ったものだ。キスマイは全員が30歳台となりリリースされるトラックは落ち着いた曲調のものが増えてきた。GrandeurはSnow Manの勢いそのままの疾走感あるトラックでカッコいい。カップリングのBig Bang Sweetもドリーミーな曲調でかわいらしい。

アイドルも年を重ねるとイケイケな曲やキラキラアイドルソングのリリースが減るという事を、45歳過ぎて初めてアイドルにハマった私は学んだ。キスマイも中堅アイドルとなりシングルリリースされる楽曲は仲間や恋人を想うしみじみとした良曲やバラードばかりとなった。しかしアルバムではかつてのようなアップテンポでギラギラした曲も収録されている。さすがavex傘下のment records所属なだけはある。私含め未だこういうキスマイを求めるファンも根強いだろう。とはいえ、私としてはキスマイの6人(7人といえないのは寂しい)が人間として幸せに生きてくれれば嬉しい。これからも彼らが歌いたい曲をリリースしてくれればと思う。だがファン思いな彼らは恐らく「ファンが喜ぶ曲」を歌おうとしてくれる事だろう。

キスマイに「君、僕。」という曲がある。その歌詞の一節『君がいるから僕がいるんだ ヒカリと影のように』という部分はアイドルとファンの共生関係を表している。2018年にリリースされたこの曲は多くのジュニアの子達に未だ歌い継がれている。「ファンが自分達をアイドルでいさせてくれる」という有難みを噛みしめながら歌う子もいるかもしれないし、逆に大人からそういう意識を持たせるために歌わされている子もいるかもしれない。溌剌とした曲調の「君、僕。」はもうキスマイはコンサートで歌わない。一抹の寂しさを感じつつも、次世代の子がこれからもこの曲を歌ってくれれば嬉しい。

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