365日のIN/OUT

アラフィフの女が毎日モノを捨てる日記。2年目

Day333: THEATER PRODUCTSのガーデントート,雑誌「IMA vol.40 ホンマタカシの現在地」

OUT #333 THEATER PRODUCTSのガーデントート

10年近く前に購入しただろうか?白いトートなので使用しているうちに汚れが気になってきた。洗濯をしても持ち手の汚れが完全に落ちなくなってきたので処分することにした。

 

IN ♯34 雑誌「IMA vol.40 ホンマタカシの現在地」

IMAはほとんど毎号購入してきたが、断捨離を開始してから購入をやめていた。新人アーティストの作品などもチェックできるリッチな造りの写真雑誌なので所有する喜びはあったが、結局1回読むだけで読み返さない事に気づいたからだ。だが今号はホンマタカシがフィーチャーされていたので久しぶりに購入した。自分が10~20代を過ごした90年代を代表するフォトグラファーとしてホンマタカシ平間至蜷川実花あたりはやはり思い入れがある。ホンマタカシといえば「TOKYO SUBURBIA」が時代とシンクロした作品として印象に残っている。何しろ『SUBURBIA』というワード自体が当時はやっていた渋谷系ワードなのだ。橋下徹が発行していたレコードガイド『Suburbia Suite』を片手に私も渋谷の中古レコードショップをはしごしたものだ。渋谷系マガジンrelaxの常連がホンマタカシ橋下徹、オルガンバーの小林径、そして小西康陽小山田圭吾だった。私の青春そのものだ。現在のホンマタカシは時代の流行からは離れオーセンティックな作品を生み出している。時代のカルチャーのど真ん中にいることは消費と同義でもある。恐らく一歩身を引き作家性を高める選択をしたのだろう。