365日のIN/OUT

アラフィフの女が毎日モノを捨てる日記。2年目

Review: 360日を終えて

30日ごとに中間Reviewを挟むことにする。
今期はクローゼットの整理をしたので、カバン・エコバック・洋服等を処分できた。また大掃除を意識し、台所の片付けもしたので食品の廃棄も行った。

■変化

  1. エコバックはかなり好きなアイテムで、特に大好きなみすず書房ノベルティエコバッグはかなり処分するのを躊躇した。が薄汚れていたため思い切って捨ててしまったが、その後一切このバッグのことを思い出す事もなくノーダメージだった。今期は計6つバッグを処分したが、それなりに利用頻度が高かったバッグも、あまり使っていなかったけど気に入っているバッグも全てなくなって困ることは一切なかった。むしろもっと捨てられないかというマインドに変わった。
  2. 傷みは少ないけどサイズが合わなくなったそこそこ高かった服を思い切って処分したら、非常にクローゼットがすっきりした。手離した事に何の後悔も生まれなかった。むしろ「この服を捨てたんだから、この服だって捨てたっていいだろう」という思い切りが出てきた。傷んではいないけど着心地の悪い服を処分したい気分が盛り上がってきた。
  3. 収納棚内にため込んでいた空き容器を処分したら、ずっと使用していなかった掃除用具や洗剤に気づいた。すっかり忘れていたので、どんどん使用して部屋をきれいにしていきたい。

■今後

  1. 引っ越し時の段ボール箱に入りっぱなしになっているもの(子どもの受験資料・オブジェ・キッチン用品等)を、箱を開封し整理していく。
  2. 本・DVD・CDを精査して処分していく。
  3. まだまだたくさん服がある。この秋冬も服を買わないことに決めた。冬の終わりまでに靴・服合わせて10点は処分したい。

■ゴール設定

  1. 17個使っている衣装ケースのうち2つを空にする *子ども用にする →達成!2つ空にできた!子どもの学校用品を収納した。もう1個くらい空にできそう
  2. 床まで溢れた本を処分し手元に残したい本を3台の本棚にしまい切る →少し本が減った。あと40冊くらい本を処分すれば入りきるかも。

■IN:購入したもの

  • 本: 1

ここ30日で買ったのは雑誌「IMA vol.40 ホンマタカシの現在地」だけだった。ただいったん読んで気が済んだので近いうちに処分してしまおうと思う。昔は本をたくさん買い「後でまた読むだろう」と保管していたが、歳を取るとそうそう一度読んだ本を再読する事はないと気づいた。そう思うと図書館を利用したり電子書籍を活用すれば良いかなと今は思っている。

今月はカバンをたくさん処分し、A3ファイルが入るちょうどいいサイズのバッグがなくなってしまった。少しきちんと見えるキレイ目なバッグが必要だと感じるので、さすがに購入したいと思っている。

■IN/OUT 収支

  • IN(増えたもの): 34
  • OUT(減ったもの): 360
  • 収支 OUT: 326

360日間で326個ものを我が家から減らす事ができた。

ここまで不要なものをどんどん捨ててきたが、未だ本丸に手を付けられていない思いはある。結局手つかずの引っ越し段ボール箱はまだ残ったままだし、CD・DVDの処分はほとんど進んでいない。一方洋服はすでに冬物・レギンス等を10点処分している。冬の終わりまでにあと5枚くらいは処分できそうな気がしているのでクローゼットにはかなり隙間ができるのでは、と期待している。

■今月の1枚

三井記念美術館で開催していた「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」へ行った。私はあまり工芸は好きではないのでノーマークだった企画展だが、友人に誘われ足を運んだところ、とっても良かった。工芸はうっかりすると「すごい技術だね」「きれいだね」で終わってしまいがちなのだが、若手作家の非常にコンセプチュアルな作品が展示されていた。中でも稲崎栄利子氏の作品は美しく眼を引いた。繊細で有機的なモチーフの編物作品かと思いきや、なんと全て陶で作られているという。気の遠くなるような作業だ。今後も作品を追い続けていきたいアーティストが見つかって幸せな気分になった。他にも小坂学氏のペーパークラフトも面白かった。精巧なのはもちろん「なぜこのモチーフを選んだか」という点にアーティストの視点・問題提起を感じ今後も注視していきたいアーティストだと感じた。総じて良かった…!